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2026/1/29
二人暮らしの平屋間取り実例7選!20坪・30坪の平屋注文住宅の費用相場や快適な家づくりのポイントを解説
夫婦二人で穏やかに過ごすための住まいとして、平屋を選ぶ方が増えています。階段のないフラットな空間は、日々の家事を楽にしてくれるだけでなく、老後の安心にもつながるでしょう。とはいえ、「ワンフロアだけで快適に暮らせるの?」「どんな間取りがいいんだろう?」と迷うことも少なくないはず。
そこでこの記事では、二人暮らしにちょうどいい平屋の広さや間取りの工夫、気になる費用相場などについて分かりやすく解説します。平屋のおすすめ間取りシミュレーション実例7選も紹介するので、二人暮らしの家づくりの参考にしてくださいね。
夫婦二人暮らしに最適な平屋の広さと間取りタイプ
二人暮らしの住まいに大きなスペースは不要ですが、狭すぎると二人の距離感が気になるもの。ここでは、夫婦二人暮らしにぴったりの平屋の広さと間取りタイプについて紹介します。
二人暮らしに必要な延床面積は「20坪~30坪」
国土交通省は「住生活基本計画」(※)において、世帯人数別の適切な居住面積を「居住面積水準」として定めています。このうち、淡路島のような「郊外や都市部以外での戸建て住宅居住」を想定した「誘導居住面積水準(一般型)」では、二人暮らしで75㎡(約22.6坪)を目指すべきとされています。これは、さまざまなライフスタイルにも対応し、豊かな住生活を実現するのに必要とされる広さです。
この水準をベースに考えると、夫婦二人でミニマルな暮らしを送るのであれば20坪前後、それぞれの時間や趣味を楽しみながら暮らしたいなら30坪前後が最適なサイズ感といえるでしょう。
※国土交通省「住生活基本計画における「水準」について」
寝室共有の「1LDK」と個室確保の「2LDK」
広さとあわせて考えたいのが部屋数です。夫婦の距離感や家での時間の過ごし方をどうしたいかが、間取りタイプの判断のポイントになります。「家ではいつも一緒に過ごしたい」「物を減らしてシンプルに暮らしたい」という仲良し夫婦には、1LDKがおすすめです。仕切り壁が少なく開放感も出やすいため、小さな面積でもゆとりある空間になりますよ。
一方、「それぞれ生活リズムが違う」「一人の時間を大切にしたい」という場合は、2LDKがぴったり。お互いが好きに使える個室を用意したり、1室を主寝室、もう1室を趣味部屋として使ったりと、暮らしの幅が広がるはずです。
快適な二人暮らしをかなえる平屋のメリット
平屋は、夫婦が快適に安心して暮らすのに向いている住まいです。夫婦二人暮らしにとって、平屋にはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
階段がなく老後も安全に暮らせる
階段のない平屋は、バリアフリーで室内の移動がラクな点が魅力です。毎日重い洗濯物を持って上下を移動する必要がなく、掃除機を片手に階段を掃除する手間もかかりません。家事動線が水平移動だけで済むため、日々の負担がぐっと抑えられます。年齢を重ねて足腰が弱くなったり、車椅子生活になったりした場合でも、階段のない平屋なら安心して住み続けられます。夫婦二人で過ごす老後を見据えた家づくりでも、平屋を選ぶのがおすすめです。
互いの気配を感じやすくコミュニケーションが増える
すべての部屋がワンフロアにまとまっている平屋は、物理的にも心理的にもお互いの距離が近くなります。リビングでくつろいでいる時も、キッチンで料理をしている時も、別々の部屋にいる時もお互いの気配を感じられるため、どちらかの身に異変が生じても気づきやすくて安心です。「ご飯できたよ」「お風呂沸いたよ」など日常の声掛けもしやすく、顔を合わせる機会が増えることで、夫婦の会話も弾みます。こうして自然に生まれるコミュニケーションが、夫婦二人の暮らしに安心感をもたらしてくれるでしょう。
修繕費用や光熱費を抑えやすく経済的に暮らせる
コンパクトな平屋は、お財布に優しいのもメリット。将来、外壁や屋根の塗り替えをする際、2階建てのような大掛かりな足場を組む必要がないうえ、外壁面積が小さいことから外装メンテナンスの費用を抑えられます。
また、ワンフロアなので冷暖房効率を高めやすいのも平屋の特長です。高気密・高断熱な家づくりと組み合わせれば、毎月の光熱費をぐっと抑えられます。節約で生まれたお金を、二人の趣味や旅行、美味しい食事などに回せば、より充実した時間を送れますね。
四季を感じながらゆとりある暮らしができる
すべての部屋が1階に位置する平屋は、外とのつながりを持たせやすいのも特長。リビングの掃き出し窓からフラットにつながるウッドデッキを設ければ、そこは自然の光と風を感じられるアウトドアリビングに。天気のいい日に窓を開け放てば、家にいながらリゾート気分を味わえます。庭先に季節の花を植えたり、家庭菜園で育てた野菜を食卓に並べたりと、夫婦二人でガーデニングを楽しむのも素敵ですね。庭仕事の道具を出す・しまう、庭仕事終わりにシャワーを浴びてそのまま洗濯するといった一連の作業も、すべて1階で完結するので、土いじりを無理なく続けられます。
夫婦二人の平屋暮らしで後悔しないための注意点
夫婦二人暮らしにぴったりの平屋ですが、お互いに快適に暮らすためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。次に挙げるポイントを理解して、二人で長く暮らせる住まいをかなえましょう。生活時間帯が違う場合は音や振動に配慮する
ワンフロアでつながる平屋は、お互いの出す生活音や振動が伝わりやすい造り。特に、夫婦で起床・就寝時間が異なる場合や、どちらかの仕事の都合で夜勤があるといった場合は注意が必要です。「深夜のトイレの排水音が響いて目が覚める」「夜中、リビングのテレビ音が寝室まで聞こえて気になる」といった問題があると夫婦間のトラブルになりかねません。
こうした問題が起きないようにするには、寝室と水まわりの間に収納スペースなどを設けて音の緩衝帯にする、防音性能の高いドアを採用する、寝室の壁に防音材を入れるなどの工夫が効果的です。お互いの生活に干渉しすぎないよう、設計段階からしっかりと話し合いましょう。
日当たりは妥協しない
平屋は2階建てに比べて高さがないため、周辺環境によっては日当たりが悪くなることがあります。特に南側に2階建て以上の住宅が建っていると、冬場を中心に日差しが遮られてしまい、家全体が暗い印象になってしまうことも。平屋の敷地選びでは周辺の建物の状況を確認し、必要に応じて建物を北側に寄せて南側に庭を確保する、中庭を作って光を採り込む、天井を高くして高窓を設けるなどの対策を検討しましょう。高齢になると在宅時間が長くなりやすいため、少しでも明るく暖かな空間になるよう、日当たりをできるだけ確保しておきたいところです。
ゆとりある収納計画を立てる
子育てを終えて広い家から平屋へ住み替える「ダウンサイジング」の場合、「荷物が入りきらない」という声がよく聞かれます。お子様の荷物が減るからといって収納を減らしすぎると、夫婦それぞれの物をしまう場所が不足し、せっかくの新しい家が物であふれてしまうおそれがあります。引っ越しを機に断捨離をしたとしても、思い出の品や、趣味のアイテム、季節用品などをしまうためのスペースは必要です。ロフト収納や小上がりの下部収納など、デッドスペースを上手に活用して、ゆとりある収納を確保しましょう。
お互いが心地よい暮らしを送るための間取りの工夫
夫婦といえども、元は他人。ずっと一緒にいると息が詰まることもありますよね。円満な二人暮らしを続けるためには、一緒に過ごす空間と、一人になれる空間のメリハリをつけることが大切です。
一緒に料理や晩酌を楽しむ対面キッチンと広めのダイニング
夫婦のコミュニケーションの中心となるLDKは、開放的で居心地のいい空間にしましょう。リビングを見渡せる対面キッチンにすれば、片方が料理や後片付けをしている時でも会話がしやすく、家事の間も寂しさを感じにくくなります。また、夫婦二人でキッチンに立っても窮屈にならないよう、通路幅は100cm〜120cm程度と広めに確保するのもポイント。キッチンカウンターを広めにとって、ダイニングテーブルとして使えるようにするのもおすすめです。週末には二人で料理をしたり、夜はダイニングで晩酌したりするなど、二人の時間の楽しみ方が広がりますよ。
それぞれの時間を尊重できる「程よい距離感」の居場所づくり
常に同じ空間で過ごすのではなく、気配を感じつつも思い思いに過ごせる居場所を作るのも、快適な二人暮らしをかなえるためのコツです。例えば、リビングの一角に設けたヌック(こもり感のある小スペース)や、寝室に隣接した小さな書斎コーナーなどがあると便利です。ご主人は書斎で読書や調べ物、奥様はLDKで手芸やお菓子づくりといったように、同じ家にいながら別々の時間を過ごせれば、ストレスを溜め込むことなくリフレッシュできます。各空間を室内窓や格子で緩やかにつなぐことで、付かず離れずの程よい距離感を保てるでしょう。
二人分の作業が最短で完結する洗濯動線
家事は毎日のことだからこそ、できるだけ楽に済ませたいもの。特に工程が多い洗濯家事は一苦労ですよね。平屋のメリットを活かし、洗濯にまつわる一連の作業を最短距離で終えられる、使い勝手のいい動線を計画しましょう。洗面脱衣室を広めにして、ハンガーパイプやガス衣類乾燥機を設置すれば、天候や時間を気にせず、その場で洗濯が完了します。脱衣室の隣にウォークインクローゼットがあれば、乾いた衣類をハンガーのまま吊るしたり、その場でたたんですぐに収納することが可能。重い洗濯カゴを持って歩き回る必要がなくなり、家事ストレスを軽くできます。
プライバシーを守る視線対策
平屋は全体的に外部からの視線が届きやすいため、プライバシーの確保は気をつけておきたいポイント。リビングでくつろいでいる姿が外から丸見えでは、落ち着いて暮らせません。設計時には、窓の位置や高さを工夫し、外からの視線を遮るようにしましょう。植栽やフェンスを配置して、庭やデッキにプライベート感を持たせるのもおすすめ。また、玄関ドアを開けた時にリビングが丸見えにならないよう、ホールの配置を工夫したり、目隠しの格子を設置したりするのも効果的です。
老後も安心して住み続けるための平屋の設計ポイント
今は元気でも、20年後、30年後もお互いに健康体とは限りません。もし健康だったとしても、歳を重ねれば、身体機能や体力はどうしても落ちていきます。夫婦で長く住み続けたいなら、老後の変化も見据えた設計を心がけましょう。転倒リスクを減らすバリアフリー設計
加齢とともに、わずかな段差でもつまずきやすくなります。玄関の上がり框(かまち)を低くする、浴室やトイレの出入り口をフラットにするなど、段差をできるだけなくしておきましょう。ドアは開閉に力がいらず、開閉時に身体を避ける必要がない引き戸がおすすめです。将来手すりが必要になりそうな玄関、廊下、水まわりなどには、建築段階で壁の中に下地を入れておくことも忘れずに。下地があれば、大掛かりな壁の補強工事を行うことなく、必要なタイミングで簡単に手すりを取り付けられるようになります。
ヒートショックを防ぐ高気密・高断熱な家づくり
高齢になると特に注意が必要なのが、冬場の急激な温度変化によるヒートショックです。これを防ぐには、家全体の断熱性能を高め、部屋ごとの温度差をできるだけ小さくする必要があります。高気密・高断熱な住宅なら、リビングだけでなく、廊下や脱衣所、トイレまで一定の温度に保ちやすくなります。冬場の風呂上がりや夜中のトイレでも寒さを感じにくくなり、身体にかかる負担を軽くできるでしょう。夫婦二人が長く健康で暮らすためにも、窓の断熱化や断熱材の充填など、住宅の基本性能にはしっかりと投資すべきです。
二人暮らしの平屋(20〜30坪前後)の建築費用相場
二人暮らしにぴったりな20〜30坪の平屋を建てる場合、依頼する会社や仕様によって幅がありますが、本体工事費の坪単価の目安は1坪当たり70万〜100万円です。これを踏まえると、20坪の平屋の場合、本体工事費は1,400万〜2,000万円程度。30坪の場合は、2,100万〜3,000万円程度が目安となります。
ただし、家づくりにかかる費用は本体工事費だけではありません。外構工事、給排水管の引き込み工事や地盤改良工事などにかかる「付帯工事費」、登記費用やローン手数料などの「諸経費」が別途かかります。2つの費用は総額の2〜3割程度を占めるとされ、決して小さな金額ではありません。
これらの費用を含む総額だと、20坪で2,000万〜3,000万円程度、30坪で3,000万〜4,000万円程度を見込んでおくとよいでしょう。
夫婦二人暮らしにおすすめの平屋間取りシミュレーション実例7選
ここからは、夫婦二人暮らしにおすすめの7つの間取りシミュレーションを紹介します。20坪から30坪のサイズ感の住まいを厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。【実例1】吹き抜けとロフトがある開放的な平屋(26.58坪)
リビングの上部が吹き抜けになっている開放的な平屋の間取りです。玄関周辺にはシューズクローゼットや、書斎に最適なサービスルームを完備。主寝室にはウォークインクローゼットのほか、高い天井を活用したロフトもあるので、収納に困ることはなさそうです。南北のテラス、視界が開けるアイランドキッチンなど、開放感を重視したい方にぴったりのプランです。
【実例2】屋根裏収納のあるコンパクトな平屋(21.28坪)
21坪程度のコンパクトな間取りですが、6.1帖の屋根裏収納が設けられているので、かさばるアイテムや季節物の収納場所に困りません。日当たりのいい南側にはウッドデッキがあり、リビングや寝室にいながら自然の光や風を感じられます。ランドリールームと寝室の両方から出入りできるウォークインクローゼットが設けられていて、洗濯動線がコンパクトなのも暮らしやすいポイントです。
【実例3】収納が充実した平屋(24.42坪)
エントランスを入ったところに大きなシューズクローゼットがあり、アウトドアやスポーツを趣味にしているご夫婦におすすめの間取りです。玄関は2WAY動線になっているため、来客の際にもすっきりと見せられます。
主寝室に大きなウォークインクローゼットがあるほか、洗面スペースには洗濯物をしまうための便利な収納もあり、家事ラクもかなう間取りです。玄関近くの4.3帖の個室は、趣味スペースとして活躍しそうですね。
【実例4】ガーデニングや家庭菜園に最適な平屋(31.31坪)
【実例5】小さな中庭が程よい距離を演出する平屋(28.74坪)
東側に設けられたコの字型の小さな中庭が特徴的な間取りです。中庭の南北に個室が2つ配置されており、夫婦それぞれで使うケースでも、片方を趣味部屋として使うケースでも、程よい距離感を保てます。LDKの中庭に面した部分にあるスタディースペースは、夫婦で並んで仕事や作業をするのにも便利です。
【実例6】東西南北に風の通り道がある平屋(20.79坪)
十字上にテラスや大開口の窓を設け、四隅に居住スペースを配置した平屋の間取りです。各スペースの間には、必ず緩衝帯となる空間があるので、同じ家にいてもお互いのプライバシーをしっかり守れます。ランドリースペースからテラスへ直接出られるようになっていて、洗濯物を外干しする手間もかかりません。
【実例7】ライフスタイルに合わせて見直せる平屋(23.29坪)
こちらの間取りの特徴は、北側のスペースを仕切って2つの個室として使える点です。夫婦2人の共用スペースとして広く使っても、中央に仕切りを設けてそれぞれの個室として使ってもいいでしょう。ウォークインクローゼットも左右それぞれにあるので、多趣味な夫婦にもぴったり。一人の時間も二人の時間も充実させられる間取りです。
淡路島で、二人暮らしに最適な間取りの平屋を建てるならクレバリーホーム淡路店へご相談を!
夫婦二人で暮らすなら、広すぎず狭すぎない20〜30坪程度の平屋がおすすめです。音や振動、日当たり、収納の量や配置などに気をつければ、お互いにちょうどいい距離感を保てる理想の住まいをかなえられるでしょう。
クレバリーホーム淡路店は、淡路島で多くの注文住宅を手がけてきました。もちろん、お客様のライフスタイルに合わせた平屋の実績も豊富です。ぜひ、以下のお客様インタビューもあわせてご覧ください。
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