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2026/2/26

平屋のメリットとデメリットを解説|平屋の家づくりが人気の理由とは?二階建てと迷ったときの判断基準も紹介

「長く住むなら、やっぱり平屋がいい」 。家づくりを検討する中で、そのように考える方が近年増えています。

階段のないフラットな空間は、移動がラクで家事がスムーズになるだけでなく、年齢を重ねても安心して暮らせるのが大きな魅力です。しかし、いざ建てるとなると「広い土地が必要になるのでは?」「建築費用は高い?」などの疑問や不安も出てくるもの。

そこでこの記事では、平屋のメリットや事前に知っておくべきデメリット、二階建てと迷ったときの判断基準について解説します。後悔のない家づくりのヒントとしてぜひお役立てください。

平屋のメリット5選

ワンフロアで生活が完結する平屋には、日々の暮らしを快適にする魅力がたくさんあります。ここでは、多くの方が平屋を選ぶ決め手となっている5つのメリットについて見ていきましょう。

(1)ワンフロアだからこその家事効率の良さ

毎日の家事がぐっとラクになることは、平屋の大きな魅力です。
例えば洗濯。二階建てだと、洗濯機置き場とバルコニー、衣類を収納する居室が別のフロアに分かれていることがよくあります。こうなると、重くてかさばる洗濯物を持って階段を上り下りしなければなりません。毎日のこととなると、かかる手間や身体の負担の大きさは無視できないものです。

平屋なら「洗う・干す・たたむ・しまう」という洗濯の一連の動作が、すべて同じフロアで完結します。また、掃除機がけも階段の上り下りがないためスムーズです。ワンフロアで効率よく動けるため、家事の時短にもつながるでしょう。

(2)コミュニケーションの取りやすさ

家族との時間を大切にしたい方にも、平屋はぴったりの住まいです。

すべての部屋が同じフロアにあるため、別の部屋にいても他の家族の気配を感じやすくなります。「ご飯だよ」と声をかければすぐに届きますし、お子様やお年寄りの様子や体調の変化にも気づきやすく、いざという時も安心です。

また、リビングを中心とした間取りを作りやすいというのも平屋の魅力。リビングを通して各個室へ向かう間取りにすれば、リビングに自然と家族が集まるようになり、顔を合わせる機会が増えます。何気ない会話が生まれ、家族の絆を深めてくれることでしょう。

(3)安定した構造とメンテナンス費用の手頃さ

長く住む家だからこそ、建物の強さやメンテナンス費用も気になるところ。

平屋は二階建てに比べて高さが抑えられ、重心が低くなるため、構造的に安定しています。また、2階がなく建物の重量が小さいので、地震や強風の揺れによる負荷も小さくなります。地震や台風の影響を受けやすい日本において、この安心感は大きなメリットです。

平屋は、将来かかるメンテナンス費用の面でも有利です。一般的な住宅は、定期的に外壁や屋根の塗装が必要ですが、二階建てだと高所作業用の足場代だけで数十万円かかることも。平屋なら大がかりな足場を組まずに済むケースが多く、将来のコストを抑えられます。

(4)開放感ある空間づくりのしやすさ

平屋に入ったとき「なんだか広々している」と感じることがあります。これは、上にフロアがない分、天井を高くできるため、開放感を演出しやすいことが理由です。

二階建ては1階天井の上に2階の床があるため、確保できる高さに限界があります。天井を高くするには、吹き抜けを設けるというのが一般的。一方、上階による制限を受けない平屋は、屋根の勾配を活かして天井を高くしたり、梁を見せるデザインにしたりと、縦方向への広がりを自由度高く演出できます。

高い天井の上部に窓を設けて光を取り込めば、実際の床面積以上に開放感あふれる空間に仕上がるでしょう。リビングで見上げたときに天井が上へ抜けていると、それだけで気持ちよくくつろげるはずです。

(5)将来的な資産価値やリセールバリューの高さ

家を建てるときは一生住むつもりでも、何かしらの理由で将来売却することになるかもしれません。新築時から売却を見据えておくと、将来の選択肢が増えて安心です。

通常、建物の価値は築年数を経るにつれて下がりますが、土地は年数を経ても価値が変わりません平屋は二階建てより広い敷地を持つケースが多く、資産全体に占める土地の比率が高くなりやすいため、資産価値が下がりにくいといわれています。また、階段のないバリアフリー構造は、子育て世帯から高齢者世帯まで幅広い層に需要があります

こうしたことから、中古市場に出した際に買い手がつきやすいことも、平屋の強みです。

平屋のデメリット4選と克服するための対策

メリットが多くある平屋ですが、いいことばかりではありません。建ててから後悔しないために、あらかじめデメリットをカバーする対策をとっておくことが大切です。ここでは、4つの懸念点と、それを解消するアイデアをご紹介します。

(1)高くなりがちな土地取得費用

平屋検討時に最初にぶつかる壁が、土地の広さの問題です。

同じ延床面積を確保する場合、二階建てなら1階と2階に分けられますが、平屋は1階だけで確保しなくてはなりません。そのため、2階よりも建築面積が必要です。

さらに、建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)の制限があるため、敷地は建築面積の1.25倍〜3倍程度の広さを必要とします。土地が広くなれば、当然購入費用も高くなるでしょう。

【対策】費用を抑えたいなら、廊下を極力なくして居住スペースを広げるなど、間取りの無駄を省く工夫が効果的です。床面積を減らすと収納が不足しやすいため、ロフトやスキップフロアを活用するのもよいでしょう。

(2)日当たり確保やプライバシー対策の難しさ

すべての部屋が1階にある平屋は、隣に二階建て以上の家があると日差しが遮られたり、見下ろされるような圧迫感が生まれることがあります。人通りや車通りの多い道路に面していると、視線が気になってカーテンが開けられない悩みも。

【対策】家の形を「コの字型」「ロの字型」にして中庭を作るのがおすすめ。外からの視線を遮りつつ、光や風を室内に取り込めます。また、高い位置に窓を設けるのも効果的な方法です。空しか見えない位置の窓なら、プライバシーを守りながらも明るく快適な室内をかなえられます。

(3)二階建てに比べ割高になりやすい建築費単価

平屋は二階建てに比べ、坪単価(1坪あたりの建築費)が割高になる傾向があります。

これは、家づくりの中でも特にお金のかかる基礎と屋根の面積が、同じ延床面積の二階建てよりも広くなるためです。材料費や工事の手間が増える分、どうしても坪単価は上がってしまいます。

【対策】坪単価だけを見ると高いですが、平屋は階段やホールが不要な分、二階建てに比べると延床面積を小さくしやすいのが特徴。坪単価は高くても「総額」で見れば、同等の機能を持つ二階建てと大きく変わらない、あるいは抑えられるケースもあります。

(4)災害面や防犯面でのリスク

平屋を検討する際には、いざという時の安全性についても注意が必要です。

水害発生時、二階建てなら上階へ逃げる「垂直避難」もできますが、平屋には逃げ場がありません。また防犯面でも、生活スペースがすべて1階にあるため、侵入経路となる窓が多くなりがちです。

【対策】 土地探しの段階でハザードマップを必ず確認し、浸水リスクの少ない土地を選ぶことが大切です。どうしても浸水リスクのある土地に平屋を建てたい場合は、土台や基礎を高くするといった対策をとりましょう。防犯面では、人が通れないサイズのスリット窓を組み合わせたり、防犯ガラスや防犯砂利を採用したりと、建物と外構の両面から対策を検討しましょう。

平屋と二階建てはどっちがいい?迷ったときの比較ポイント

ここまで平屋のメリットとデメリットを見てきましたが、それでも二階建てと迷う方も多いはず。迷ったときに大切にしたいのが、自分たちのライフスタイルにおける優先順位です。以下では、判断基準となる5つの比較ポイントを整理しました。

平屋と二階建ての比較まとめ

【土地の広さ】限りある敷地を有効活用したい場合には「二階建て」

土地面積に限りがある場合、無理に平屋を建てると、駐車場や庭が狭くなりかねません。特に淡路島暮らしのインフラである車庫スペースが狭まるのは死活問題です。 限られた敷地でも部屋数を確保しつつ、駐車場や庭も充実させたい。そんな場合は、縦の空間を使う二階建ての方がゆとりある配置計画が立てやすくなります。

【プライバシー】家族の距離感を大切にするなら「二階建て」

どれだけ仲が良くても、一人の時間は確保したいもの。しかし、すべての居室が同じフロアにある平屋は、個室にいても家族の気配や生活音が筒抜けになりやすいという側面があります。リビングのテレビの音や家族の話し声が気になって、自室にいても集中できないケースも考えられます。

その点、二階建てはフロアで生活空間を分けられるので、「1階は団らん、2階は個人のスペース」とゾーニングすれば、静かな環境で集中できます。二世帯住宅や来客が多い家庭でも、フロア分けができる二階建ての方が気を使わずに過ごせるでしょう。

【ライフスタイル】老後の暮らしやすさを求めるなら「平屋」

「終の棲家」として長く住むことを優先するなら、平屋に軍配が上がります。若い頃は気にならない階段も、高齢になると毎日の上り下りが辛く、転倒のリスクも生じます。階段のない平屋なら、何十年先も変わらず、快適かつ安全に暮らせるでしょう。

【コスト】初期費用か維持費か、どちらを重視するか

コストの考え方は「いつお金をかけるか」の違いです。 土地代や建築時の初期費用を抑えたいなら「二階建て」が有利なケースが多いですが、足場代不要でメンテナンスしやすく、冷暖房効率も良い「平屋」はランニングコストに優れています。長い目で見た家計への負担を重視するなら、平屋がおすすめです。

【コミュニケーション】家族のつながりを重視するなら「平屋」

「二階建て」は、家族で使うパブリックスペースと個人で使うプライベートスペースを、フロアで分けられるのが特徴です。その反面、空間が物理的に分断されるので、個室にこもっていると家族の存在を意識しにくくなります。

一方の「平屋」は、すべての部屋がワンフロアにあり、必然と家族同士が顔を合わせる機会が生まれるのがポイント。例えば、思春期のお子様がいるご家庭でも、ちょっとしたコミュニケーションを取りやすくなります。

子育て中の安心感はもちろん、お子様が独立して夫婦二人暮らしになっても、程よくお互いの存在を感じながら過ごせるでしょう。

平屋のメリットを活かしたおすすめ施工事例3選

ここでは、クレバリーホームが手がけた施工事例の中から、平屋のメリットを活かした注文住宅を3つ紹介します。

【事例1】コの字型の中庭が暮らしの中心にある平屋

まずは、外からのプライバシーを守り、家族それぞれの居場所を生み出す中庭のある平屋です。

お母様は当初から平屋での建て替えを希望されていたものの、奥様は家族の距離が近くなりすぎることを懸念されていました。そこで、住まいの中心にコの字型の中庭を設置することに。主寝室とお母様の部屋の間に中庭を挟むことで、適度な距離感を保てるよう工夫しました。

他にも、室内干しできるランドリースペースと外干しスペース、ファミリークローゼットを1ヶ所にまとめて設置。コンパクトな洗濯動線で家事ラクをかなえるなど、平屋のメリットを存分に活かした住まいになりました。

家族との心地よい距離感を生む中庭のある外壁タイルの平屋

【事例2】小さなお子様もワンちゃんも心地よく暮らせる平屋

2つ目に紹介するのは、230坪のゆとりある敷地に建つ平屋の事例です。

広々とした家の中には、ご夫婦の念願だったワンちゃん専用ルームを設置。シューズクロークと直結するガレージは車2台分の駐車スペースがあり、通勤にも買い物にも便利です。

加えて、脱衣室・ランドリールーム・ウォークインクローゼットがひと続きになったコンパクトな洗濯動線で家事ラクも実現。リビングから直接出られるポーチと広い庭や、将来的に2部屋に分けられるよう考えられた子ども部屋も完備しています。ご夫婦はもちろん、小さなお子様やワンちゃんにとっても心地よい住まいになりました。

20代で手に入れた、愛犬と快適に過ごせる平屋の暮らし 体験宿泊で見つけたアイデアもカタチに

【事例3】L字の形状で課題を解決した平屋

最後は、ナチュラルホワイトの外壁タイルとグリーンの屋根が印象的なL字型の平屋です。

玄関のある棟はLDKを中心とするパブリックエリア、もう1棟は個室のあるプライベートエリアとゾーニングされており、平屋で課題になりやすい家族の距離感を程よく保っています。プライベートエリアの中庭側には、あえて廊下を設置。この廊下がワンクッションとなることで、道路側からの視線が個室の中まで届かないよう工夫されています。

中庭を通してたっぷりと日差しや風が入り、家族と一緒の時間も、一人の時間も快適な住まいです。

家族の絆と個々のプライバシーを両立!暮らしやすさにこだわったL字型の平屋

淡路島で、平屋の注文住宅を建てるならクレバリーホーム淡路店へご相談を!

平屋は、家事のしやすさやコミュニケーションの取りやすさ、老後の安心感など、長く住み続けるうえで多くのメリットがあります。土地の広さ、採光、プライバシーといった課題も、間取りの工夫次第で十分に解消できるでしょう。

淡路島で「快適に暮らせる平屋を建てたい」とお考えなら、ぜひクレバリーホーム淡路店へご相談ください。潮風や台風が多い淡路島の風土に強く、車生活にも適した機能的な平屋を数多く手がけてきました。外壁タイルをはじめとする充実した標準仕様で、コストパフォーマンスと満足度の高い家づくりをお約束します。

少しでも気になった方は、店舗およびモデルハウスへぜひご相談にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしています!

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