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2025/1/30
おしゃれな平屋住宅の外観デザイン実例12選!かっこいい外観を実現する家づくりのポイントも解説
最近人気が高まっている平屋住宅ですが、ワンフロアゆえに単調な外観になりがちです。おしゃれでかっこいい外観に仕上げるためには、ポイントを押さえたデザインが求められます。
そこで今回は、参考にしたい平屋住宅の外観デザイン実例を12選ご紹介するとともに、かっこいい外観を実現するためのポイントも解説します。見た目の満足度も高い平屋を実現するためのヒントとして、ぜひお役立てください。
おしゃれな平屋住宅の外観デザイン実例12選
さっそくおしゃれな平屋住宅の外観デザインを紹介していきます。外壁の色使いや素材感、屋根との組み合わせなどに注目しながらご覧ください。実例1:モノトーンに木目調のタイルが映える平屋
こちらの平屋住宅の特徴は、白とグレーのタイルを縦に色分けしている点です。差し掛け屋根に合わせて色を変えることで、玄関側から見ても道路側から見ても、おしゃれなツートンカラーが目に入ります。グレーの部分には石目調のタイルを使用しており、1枚ずつ異なる濃淡が立体感を演出します。
玄関アプローチの正面のみ、本物の木材のような質感が特徴的な木目調タイルを採用しました。玄関ドアの木目と合わせて、モノトーンの外観のアクセントになっています。ところどころに配した縦型のスリット窓もスタイリッシュです。
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実例2:差し掛け屋根とモノトーンがスタイリッシュな平屋
こちらも差し掛け屋根の外観が特徴的な注文住宅です。スマートな印象を与えてくれる白いボーダータイルを基本としつつ、帯状にグレーのスクエアタイルを採用。平屋でありながら、モダンで引き締まった外観に仕上がっています。
正面から見ると窓が少なく、圧迫感が生まれそうなところを、玄関アプローチやさりげないグリーンが上手にカバーしてくれているのもポイントです。上部に見えるブラックのルーフラインも、外観を程よく引き締めてくれています。
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実例3:グレーの濃淡が重厚感のあるシンプルモダンの平屋
石目調の大判タイルが目を引くこちらの平屋住宅も、モノトーンでモダンな印象を受けます。ブラックの寄棟屋根が横に大きく広がる様は圧巻で、平屋とは思えない重厚感を生み出しています。
玄関アプローチの敷石、コンクリートの無骨なエントランス、黒い柱型の照明、周りに敷き詰められた砂利。外構を形づくるすべての要素が、建物のデザインとマッチしていて、敷地全体で唯一無二の世界観を演出しています。
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実例4:昼と夜で違う表情を見せる水平なルーフラインの平屋
続いて紹介するのは、とことんシンプルな外観でありながら、夜の表情までデザインされた美しい外観の注文住宅です。
チャコールグレーと白のボーダータイルからなるモノトーンの外壁に、黒い水平のルーフラインが組み合わさった直線的なデザイン。一見するとシンプルすぎるように感じるかもしれませんが、夜になると写真の通り、照明がタイルを明るく照らします。陰影がもたらす立体感が上質な邸宅を思わせる、技ありの照明計画です。
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実例5:ファサードのスクエアタイルがおしゃれな白い平屋
次に紹介するのは、外壁を白いタイルで統一した爽やかで明るい平屋住宅です。すべて同じ色だと単調な見た目になりがちですが、この住宅ではファサード部分のみスクエアタイルを使用。ラインの入り方が変わるだけで、外観に程よい変化が生まれています。
黒の瓦屋根で重厚感をプラスしているのもポイントです。ほかにも、ベージュの敷石と玄関ポーチのタイルの色を揃えたり、玄関ドアや宅配ボックスをアクセントにしたり、ちょっとした個性で品の良さを感じさせるたたずまいになっています。
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実例6:赤茶色のタイルの壁が存在感を放つ平屋
赤茶色のボーダータイルを全面に使用した、重厚感あるファサードが圧巻のこちらの住宅。これだけ広い壁面が道路側を占めているにもかかわらず、タイルの凹凸や陰影が立体感を演出してくれるので、不思議と圧迫感を感じさせません。内部は広さ22帖の大規模なタイルテラスになっており、プライベート感満載の屋外空間を実現しました。
玄関ポーチの部分のみチャコールグレーのタイルを採用し、レトロモダンな雰囲気を醸し出しています。玄関ドアや門柱の木目もおしゃれなアクセントです。
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実例7:切妻屋根とブラウンタイルの組み合わせがおしゃれな平屋
三角の切妻屋根は個性が出しづらい形状です。しかし、こちらの平屋住宅では切妻屋根を連続させることによって、他にはない独特のルーフラインを形作っています。
正面から見るとグレーのタイルが目に入る一方、側面から見るとアンティークなブラウンタイルが目立つというのも面白いポイントです。モノトーンベースにブラウンタイルを合わせることで、単なる「モダンな住宅」にとどまらない重厚感や上質感を演出しています。
木々と大きな岩を組み合わせた庭も、建物の雰囲気とよくマッチしています。
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実例8:ブラウンのボーダータイルで統一したプロヴァンス風の平屋
続いて紹介する実例は、これまでのシンプルモダンなテイストとは異なるプロヴァンス風の外観です。オレンジに近い明るめのブラウンのボーダータイルに、ダークブラウンの差し掛け屋根を組み合わせており、南仏のシックで穏やかな雰囲気を演出しています。
タイルと色を統一した玄関アプローチの割石や、玄関周りに置かれた色とりどりの花々も、建物を引き立てているようです。
屋根に設置された大型の太陽光パネルが大きな売電収入を生んでおり、経済性にも優れた外観となっています。
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実例9:色違いのタイルとオレンジの瓦が温かみを感じさせる平屋
次に紹介するのは、白のボーダータイルとレンガ調のタイルの組み合わせが、明るく清潔な印象を与えてくれる平屋住宅です。タイルの色だけでなく大きさも変化しているので、飽きのこないデザインに仕上がっています。
もう一つ特徴的なのが、明るいオレンジの瓦屋根です。同じく明るい木目の玄関ドアとともに、見る人を惹きつけるアクセントになっています。
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実例10:ブラウンのスクエアタイルと大屋根が印象的な平屋
こちらの住宅は、一見すると外壁が明るいブラウンのボーダータイルで統一されているように見えますが、よく見ると玄関やスリット窓などの周りにダークブラウンのスクエアタイルを使用しています。奥まった箇所に濃い色を配して、建物に立体感を与えることで、のっぺりとしがちな平屋の外観をおしゃれに見せています。
また、どっしりと構える黒の大屋根も特徴。大型の太陽光パネルを設置しているので、まとまった売電収入を得られます。
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実例11:ナチュラルホワイトのタイルと緑の屋根がマッチするL字の平屋
L字型の形状が特徴的なこちらの平屋住宅は、私たちクレバリーホーム淡路店が洲本市で手がけた実例です。形状もさることながら、ナチュラルホワイトのボーダータイルと深みのあるグリーンの屋根という組み合わせが優しげで個性的な佇まいとなってます。
グリーンの玄関ドア、窓の周りのカーキ色のタイル、L字部分の先の壁に設置されたチャームなど、さりげないアクセントもふんだんに盛り込みました。
「中はどうなっているのだろう?」と、見る人にワクワク感を与えてくれるおしゃれな外観です。
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実例12:ナチュラルカラーと玄関のアーチが特徴の南欧風平屋
最後に紹介するのは、左右非対称の招き屋根が特徴的な平屋の実例です。こちらの住宅も屋根の南面に大型の太陽光パネルを設置しており、全量買取による売電収入を得ているお住まいです。
南欧風に統一された外観は、白いボーダータイルと玄関周りの明るいブラウンタイルが爽やかさを感じさせます。色とりどり床タイルを組み合わせた遊び心たっぷりの玄関アプローチも目を惹きます。玄関ポーチのアーチなど、曲線的なデザインが各所に採り入れられており、温もりや優しさも感じられます。
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おしゃれでかっこいい外観を実現する家づくりのポイント11選
上で見たように、おしゃれな外観には共通点がいくつかあります。ここからは、平屋住宅のかっこいい外観を実現するためのポイントを11個ご紹介しましょう。(1)外観スタイルを決める
おしゃれな外観には統一感が欠かせないため、最初にテーマとなる外観スタイルを決めましょう。家づくりの成功は、まず外観のイメージを具体的にすることから始まります。
住宅の外観スタイルには「シンプルモダン」「ナチュラルモダン」「和モダン」「南欧風(プロヴァンス風)」など、さまざまなスタイルがあります。なかでも、近年のトレンドとなっているのが都会的でスタイリッシュな印象を与える「シンプルモダン」です。
また、和モダンや南欧テイストを採り入れると、ほかの家とは一味違うおしゃれさを演出できる可能性も秘めています。理想のスタイルを見つけるには、住宅雑誌やウェブサイト、施工事例などを参考にするとよいでしょう。
(2)外壁材にはこだわる
外観の大部分を占める外壁材選びは、住宅の見た目を大きく左右します。窯業系サイディング、タイル、漆喰、モルタルなど、それぞれに特徴があり、家の印象を大きく変えます。外壁材によって費用やメンテナンスの手間も異なるため、デザインだけでなく、ライフスタイルや予算も考慮して選ぶことが大切です。主な外壁材の種類とメリット・デメリットは以下のとおりです。
(3)イメージに合うベースカラーを選ぶ
ベースカラーは外観全体の印象を決定づけます。ベースカラーを選ぶ際は、単に色の好みだけでなく、その色が持つイメージや視覚的な効果、外壁材との相性も考慮するようにしましょう。以下は、人気のベースカラーと、各色の効果や特徴、向いている外観スタイルをまとめた表です。
特に、グレーは濃淡でさまざまなバリエーションを持たせられるため、モダンな雰囲気から落ち着いた雰囲気まで、幅広いスタイルに合わせやすいカラーです。
グレーの外壁タイルを使った外観については、こちらの記事でも紹介しています。
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【事例あり】外壁タイルにグレーが人気の理由!おしゃれな外観にするためのポイントも解説
(4)アクセントカラーを効果的に使用する
平屋は外壁の面積が小さいため、色使いをシンプルにしたほうがおしゃれにまとまりやすいでしょう。外観に個性をプラスするには、アクセントカラーを使用するのが効果的です。
使う色は2〜3色に抑え、一般的にベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー=70:25:5の割合が黄金比とされています。ツートンカラーにする場合は、ベースカラー:アソートカラー=6:4または7:3を目安に、ベースカラーを引き立てる色を選びましょう。
アクセントカラーには、ベースカラーと同系色、もしくは彩度が低めの色を使うのがベターです。例えば、ベースカラーがライトグレーの場合は、濃いめのチャコールグレーやブラックなどをアクセントカラーとして使うと、落ち着いた雰囲気を演出できます。
(5)屋根材もしっかり検討する
屋根材と外壁材の組み合わせは、住宅の外観の質を左右する重要な要素です。屋根材は、種類によって異なるメリット・デメリットがあります。素材の特性を理解したうえで、外観スタイルや予算に合わせて適したものを選びましょう。屋根材ごとのメリット・デメリットをまとめると次のとおりです。
現在は、リーズナブルなスレート屋根が一般的ですが、和モダンや南欧風では瓦の質感がマッチするケースも多いでしょう。
(6)屋根形状はデザインと機能性のバランスで選ぶ
屋根形状も家の外観デザインを大きく左右する要素です。形状によってメリット・デメリットがさまざまなので、機能面も考慮して選ぶ必要があります。以下は、屋根形状ごとのデザインの特徴とメリット・デメリットをまとめた表です。
選択する外観スタイル、必要な機能性、そして予算とのバランスを考えながら最適な屋根形状を選びましょう。太陽光パネルを設置したい場合は、形状に制約があるケースもあるので注意が必要です。
(7)建物との調和を考えて玄関アプローチをデザインする
平屋は建物の高さがあまりないので、正面から見たときに外構の存在感が大きくなりやすいのが特徴です。そのため、建物外装のテイストにマッチする玄関アプローチを整備することが大切です。
アプローチの敷石の素材、玄関ドア、ファサードのデザイン、植栽、照明など、細部までこだわってデザインすることで、家の個性を演出できます。素材やカラーの違いでアクセントを出すのもよいでしょう。
また、門柱や塀のデザインも玄関アプローチ全体の印象を左右するため、外壁材や屋根材とのバランスを考慮して選ぶことをおすすめします。
(8)植栽や照明計画もトータルでデザインする
植栽の種類や配置によっても、平屋の外観の印象は大きく変わります。シンボルツリーを植える、低木を複数植えて高低差を出す、生垣で目隠しをするなど、さまざまな見せ方があります。暮らし始めてからの負担を減らすため、植栽の種類はメンテナンス性も考慮して選びましょう。加えて、植栽と照明を効果的に組み合わせることで、夜間の外観もおしゃれになります。例えば、植栽を下からライトアップすることで、幻想的な雰囲気を演出できます。
また、照明は、夜間の防犯対策としても有効です。アプローチや玄関周りに照明を設置することで、夜間でも安全に歩行できるよう工夫するとよいでしょう。
(9)窓の配置とサイズにこだわる
平屋は外壁の面積が小さいので、窓の配置やサイズが見た目に大きなインパクトを与えます。標準的な引き違い窓や掃き出し窓だけでなく、フィックス窓やスリット窓などの縦長・横長の窓を配置するとおしゃれ度が増します。窓のサイズや形状、配置によって、採光や通風、プライバシーにも影響が出ます。採光と通風が弱みになりやすい平屋では、室内の快適性にも配慮した窓の配置・サイズ選定が重要です。デザインにこだわりつつ、家の機能を損なわないよう検討しましょう。
例えば、道路側に大きな窓を設置する場合は、フェンスや植栽、ルーバーを設置するなど、視線を遮る工夫が必要です。吹き抜け部分に高窓や天窓を設置すれば、プライバシーに配慮しつつ、採光や通風を確保できます。
(10)異なる素材やデザインを組み合わせる
個性を出すには、アクセントカラー以外に、異なる素材やデザインを組み合わせるのも有効です。具体的には次のような組み合わせが考えられるでしょう。
・タイル外壁の中に一部木材を用いる
・サイディング外壁とタイルを組み合わせる
・直線的なデザインの中にアーチを取り入れる
異なる要素を組み合わせることで、単調になりがちな平屋の外観に変化を与え、個性を演出できます。
外観テイストのセオリーどおりにすると「ありきたり」なデザインになりがちですが、異なる要素によって程よい違和感を持たせることで、唯一無二の外観になります。
(11)景観との調和も大切にする
おしゃれな外観を実現しようとするあまり、周囲から浮いてしまうようなデザインを選択するのはおすすめできません。
おしゃれな外観の家づくりで大切なのは「個性」と「調和」のバランスです。周囲の街並みに違和感なく溶け込みつつ、思わず目に止まるような個性を織り込むのがポイントです。そのためには、周辺の住宅の外観をよく観察し、色使いや素材、高さなどを参考にすると良いでしょう。
また、地域によっては景観条例が整備されている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。景観条例では、建物の高さや壁面後退距離、外壁の色などが定められている場合があります。条例に違反すると、外観の変更を求められる可能性があるので注意が必要です。
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平屋住宅でかっこいい外観を実現するには、外壁材や屋根材、色の組み合わせにこだわりながら、統一感のあるデザインでまとめる必要があります。平屋は高さがなく平べったい印象になりやすいため、アクセントカラーや異なる素材を上手に採り入れ、見た目を引き締めるのがおすすめです。また、こぢんまりとした平屋は、一般的な窯業系サイディングの外壁だと安っぽくなってしまう恐れがあります。上質でおしゃれな外観に仕上げたいなら、重厚感や高級感のあるタイルを採用するとよいでしょう。
淡路島でタイル貼りのかっこいい平屋住宅を検討する際は、ぜひクレバリーホーム淡路店までご相談ください。
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