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2024/7/30

淡路島で平屋を建てるなら何坪必要?家族人数別に見る必要面積を解説|坪数別に注文住宅の事例や間取りも紹介

近年全国的にニーズの高まっている平屋は、淡路島でも同様に人気が高まっています。クレバリーホーム淡路店にご相談があった事例で見ても、平屋の需要が6〜7年前に比べて3〜4倍程度に急増しており、暮らしやすい住まいを求めて平屋を選択するケースが多く見られます。

この記事では、淡路島で平屋を建てるのに何坪必要なのかを解説。平屋を建てる前に知っておくべきポイントや坪数ごとの間取り事例も紹介します。

【家族の人数別】淡路島で平屋を建てるのに必要な坪数

平屋を建てる場合に何坪必要かは、そこで暮らす家族の人数によって変わってきます。家族人数別に見た場合の広さの基準を確認したうえで、淡路島における坪数の目安を見ていきましょう。

家族人数別に見る平屋を建てるのに必要な坪数

平屋を建てるにあたり、必要な坪数を考えるうえでの基準となるのが、国土交通省が住まいの広さの基準として定める「居住面積水準」です。居住面積水準には「最低居住面積水準」「誘導居住面積水準」の2種類があります。それぞれの定義は次のとおりです。

・最低居住面積水準
健康で文化的な住生活を送るために必要不可欠な住宅面積を、世帯人数ごとに定めた水準。世帯人数別(3人世帯以上の場合)の面積は「30㎡ + 10㎡ ×(世帯人数−2人)」で求められます。

・誘導居住面積水準
豊かな住生活の実現のため、多様なライフスタイルをかなえられるだけの住宅面積を、世帯人数ごとに定めた水準。戸建て住宅居住を想定した「一般型」における世帯人数の面積(3人世帯以上の場合)は「75㎡ + 25㎡ ×(世帯人数−2人)」で求められます。

2種類の基準における世帯人数別の面積を計算すると、以下の表のとおりになります。

家族でゆとりのある暮らしを送りたいと考える場合、誘導居住面積水準を基準として家の広さを決めるのがよいでしょう。

淡路島で平屋を建てるなら4人家族で「35〜40坪」が目安

上記の基準を踏まえると、ライフスタイルに合わせて豊かな住環境を実現するには、3人家族で30坪前後、4人家族なら35〜40坪程度の床面積は確保したいところです。

ただし、上記の基準は平屋に限ったものではありません。平屋の場合、トイレや洗面台が1ヶ所に集約できることや階段が不要なことなどから、2階建てに比べて間取りの効率が高まります。後で紹介する事例のように、間取りの工夫次第では30坪以下でも暮らしやすい平屋は実現できるでしょう。

平屋を建てるかどうか迷っている方に知ってほしい4つのこと

注文住宅を建てるにあたって、平屋にするか2階建てにするか迷っている方もいるかもしれません。そんな方に知ってほしい平屋の特徴を4つ紹介します。

(1)建築費の坪単価は高くてもトータルでは抑えられる

一般的に平屋は、床面積に対して壁・屋根・基礎の面積が大きいことから、2階建てに比べると建築費の坪単価が高くなりやすいといわれます。そのため、同じ床面積を確保する場合で考えると、2階建てよりも建築費が高くなる点が平屋のデメリットとして語られがちです。

しかし、先ほど紹介したように、平屋は階段が不要なうえにトイレや洗面所も1ヶ所で済ませられるなど、効率的な間取りにすることが可能です。住みやすさを損ねることなく面積を節減できるため、2階建てと比較したときのトータルコストも抑えられる可能性があります。

(2)コンパクトな動線で家事ストレスが軽くなる

平屋は上下階の移動がないため、シンプルでコンパクトな生活動線を実現しやすい点が特徴です。洗濯や掃除などの家事を行う際も水平移動だけで完結するので、家事にかかるストレスも軽減できるでしょう。

さらに、水まわりを1ヶ所にまとめる、ランドリールームに隣接して家族全員の衣類をしまっておけるファミリークローゼットを設ける、水まわり・玄関・リビングを回遊できる間取りにするなどの工夫を取り入れれば、いっそう動線を効率化できます。

(3)バリアフリーで老後生活にも対応できる

階段のない平屋はそもそも段差が少なく、2階建ての家と比べてバリアフリー対応がしやすくなっています。若いうちからバリアフリーを意識した作りにしておくことで、年齢を重ねても安心して暮らせる家づくりが可能です。

例えば、廊下や室内の通路幅を広くする、玄関・廊下・水まわりなどに手すりを設けておく、浴室やトイレを広めに作っておくといった配慮が挙げられます。

このように、平屋は将来にわたって長く快適に暮らせる家を実現するのにも適しているのです。

(4)地震や強い風による揺れにも強い

地震や強風による揺れは建物の上階になるほど伝わりやすいため、1階しかない平屋はそもそもこうした揺れが伝わりにくい構造です。また、平屋は上階の荷重がかからない分、柱や梁に余計な力がかからず、構造が安定しやすいのも特徴とされます。

上記のとおり、平屋はもともと耐震性に優れているので、大開口の窓や広々とした無柱空間を作りやすいのもポイント。平屋は地震や強風による揺れに強いからこそ、より自由にこだわった設計ができます。

【坪数別】平屋の事例3選|間取りも紹介

平屋はワンフロアで完結するため、2階建てとは異なる間取りの工夫が求められます。ここでは、坪数ごとに平屋の間取り事例を紹介します。暮らしやすさを実現する工夫に注目しながらご覧ください。

【延床面積25坪】開放感とスムーズな動線で狭さを感じさせない平屋

1つ目に紹介する事例は、延床面積25坪と比較的コンパクトな平屋の注文住宅です。

間取りを見ると、水まわりが1ヶ所にまとめられていて、料理をしながら洗濯機を回したり、子どものお風呂の様子を見たりといったように、家事が効率的になるよう工夫されています。洗濯機から取り出した洗濯物はすぐ横で干して、乾いたら主寝室の奥にあるウォークインクローゼットにハンガーごと吊るしておけばOKです。

キッチンは対面式のアイランドタイプになっており、ダイニングテーブルに直接配膳が可能。回遊動線にもなっているので、食事の準備や片付けもしやすくストレスがかかりません。

25坪という限られた面積ながら、動線を考えた効率的な間取りで狭さを感じさせない平屋です。

窓辺に四季を感じながら、 “好き”を楽しむ平屋の暮らし。|クレバリーホーム

【延床面積30坪】効率的な水まわり動線でスペースを有効活用した平屋

2つ目に紹介するのは、小さな子どものいる3人家族が暮らす延床面積30坪の平屋の事例です。間取りで特徴的なのが、ランドリールームと洗面所からウォークインクローゼットを通して、主寝室、玄関まで通り抜けができるようになっていることです。

これなら、出かける前は洗面所で身支度をして、ウォークインクローゼットで上着を選び、そのまま玄関へ向かうことができます。洗濯時もランドリールームで乾燥させた洗濯物を、ウォークインクローゼットにしまえば完了。外出・帰宅時や家事のストレスを軽減し、住みやすい平屋をかなえました。

間取りの効率化によって広いLDKを実現し、部屋の一角には在宅での仕事や子どもの宿題に使える書斎コーナーも設けています。

生活動線とデザインの充実 理想を詰め込んだ平屋の住まい。|クレバリーホーム

【延床面積35坪】親子のコミュニケーションが生まれる平屋

3つ目に紹介する平屋は延床面積35坪と上の2つより広く、4人世帯の誘導居住面積水準に近い広さです。

間取りの特徴は、1人に1つの子ども部屋を用意しつつ、すべての部屋の入口がLDKに面している点。子どもが外出や帰宅をする際、キッチンから常に様子が見えるので、成長しても親子のコミュニケーションが生まれやすくなっています。

玄関からサニタリーまでの動線を短くすることで帰宅時に手洗いをしやすくしたり、ダイニングの脇に子どもが宿題で使えるスタディコーナーを設置したりと、安心して子育てできる工夫が満載の平屋です。

趣味も家族のふれあいも楽しめるワンフロアで完結する平屋の暮らし。

淡路島の最新平屋事例|家族の快適な暮らしを実現するL字の平屋

淡路島における最新の平屋事例も紹介します。こちらはクレバリーホーム淡路店が手がけた注文住宅で、L字の形状になっているのが特徴です。
ワンフロアしかない平屋はプライベートな空間と共用空間を分けにくいのがデメリットとされますが、L字型なら縦部分と横部分でゾーニングが可能。平屋でありながら、プライベートな空間もしっかり確保できるのが魅力です。
LDKの中心に設置されたキッチンの周辺に、水まわりとファミリークローゼットを設置。料理とほかの家事を並行して行うことができる効率的な回遊動線を実現しています。

淡路島で平屋の注文住宅を建てたいならクレバリーホーム淡路店へ

淡路島でも人気の高まっている平屋の戸建て。淡路島で建てる場合、4人家族で延床面積35〜40坪程度が理想的と考えられます。ただし、今回紹介した事例のように、間取りの工夫次第では30坪でも十分に暮らしやすい平屋は実現できるでしょう。

平屋は老後に向けたバリアフリー対応や地震への備えもしやすく、マイホームで長く安心して暮らしたいと考える方には特におすすめです。

淡路島で平屋の注文住宅を建てたいなら、地元で豊富な施工実績を誇るクレバリーホーム淡路店までお気軽にご相談ください。


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