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2023/12/28

外壁タイルとサイディングを徹底比較!マイホームに選びたいのはどっち?

マイホームを建てる際、外壁材にどんな素材を使用するかは、建てた後のメンテナンスを考える上で重要なポイントになります。一般的に、外壁材の候補に上がるのが「サイディング」ですが、クレバリーホームではサイディングよりも上質な「外壁タイル」を標準仕様としています。
本記事では、サイディングと外壁タイルの違いと特徴、それぞれのメリット、デメリットをわかりやすく解説し、クレバリーホームが外壁タイルを標準仕様でご提供できる理由も合わせて説明します。

外壁タイルとサイディングはどこが違う?

外壁タイルは、石・土・粘土などを混ぜ込んだ塊を、約1,300度の高温で焼き上げて作る頑丈な素材です。お風呂やキッチンなどの水回りに使われるイメージがあるかもしれませんが、見た目の高級感や耐久性の高さから外壁にも使用されています。ただし、他の外壁材よりも初期費用が高額になりやすく、費用を抑えたい人にとっては選びにくい外壁材でもあります。

一方、サイディングは金属やセラミック、セメントを使用した外壁材です。一昔前までは職人による手作業で仕上げるモルタル(塗り壁)が広く普及していましたが、工期が長くなり費用がかかってしまうことから、種類やデザインが豊富で手ごろな価格のサイディングへと流行がシフトしていきました。

モルタルは職人の技術によって仕上がりに差が生まれますが、外壁タイル、サイディングのどちらも、製造過程で一定の耐久性を持つように作られるため、製品ごとの性能差が少なく、安定した外壁材として好まれています。

外壁タイル

外壁タイルのメリット

外壁タイルは、圧倒的な高級感が魅力とされています。そして、表面の硬度の高さからキズがつきにくく頑丈である点が大きなメリットです。

外壁タイルは長寿命なため、タイルそのものが劣化してお住まいにダメージを与えてしまうという心配はほぼありません。目地・シーリング材のメンテナンスを定期的に行うことで、いつまでも高い耐久性を約束してくれるのです。

さらに、外壁タイルは表面が劣化せず、耐水性や意匠性が損なわれないため、サイディングのように定期的に塗装する必要がないのもメリットです。

外壁タイルのデメリット

外壁タイルの最大のデメリットは、導入する際の初期費用が高くなってしまうことです。ただし、建てた後のメンテナンス費用がサイディングよりはずっと少なくて済むため、長い目で見るとコストパフォーマンスに優れた外壁材と言えるでしょう。

また、施工が難しい点もデメリットになります。きちんとした施工を行っていない場合や、施工技術が未熟な業者に依頼した場合など、剥離や落下する危険性があります。そのため、外壁タイルを採用する際は、タイルの扱いを熟知している高い技術を持った職人による作業が必要になります。

外壁タイルはどんな人に向いている?

重厚で高級感のある外観と、キズが付きにくく、紫外線による劣化が少ないのも外壁タイルならでは。初期費用が高くなりますが、定期的な外壁塗装などのメンテナンスが不要で、10年、20年と時間が経過しても美しい外観をキープし続けられます。

このように見た目の美しさやデザイン性の高さ、耐久性に優れている点を重視したい方や、建てた後のメンテナンスの費用を抑えたい方におすすめの外壁材です。

サイディング

サイディングのメリット

大量生産できるサイディングは、初期費用を安く抑えられるのがメリットです。また、一つひとつが比較的大きなサイズ作られており、手早く、効率よく施工できるようになっています。そのため、特別な技術は不要で、均一な仕上がりが期待でき、工期短縮にもつながるのがサイディングを採用した場合の大きなメリットになります。

特に窯業系のサイディングは、デザインバリエーションやカラーバリエーションも豊富なので、お好みのデザインに仕上げやすくなっています。

サイディングのデメリット

サイディングの一番のデメリットは、耐久性が低いことです。雨風や紫外線の影響で外壁の表面や外壁そのものにひび割れやはがれ、色褪せ、破損などが発生します。こうした現象を放置すると劣化した部分から雨水が侵入し、家そのものにダメージを与える結果になります。

そのためサイディングの場合は、10年に一度、外壁の塗り替えなどの大規模なメンテナンスが必要になります。長持ちしない外壁材を使用すると、10年ごとに住宅ローンを返済しながら多額のメンテナンス費用を支払うことになります。

またサイディングは、デザインやカラーバリエーションは豊富で、イメージ通りの外観デザインにしやすいものの、安価な素材であるため、高級感のある外壁タイルに比べると見劣りする点もデメリットと言えるでしょう。

サイディングはどんな人に向いている?

家づくりにかかる初期費用を抑えたい場合は、サイディングを選ぶことをおすすめします。マイホームの建築を依頼する住宅会社が、外壁タイルの施工に慣れていないといった場合も、特別な技術不要で施工ができるサイディングを採用するのが無難でしょう。

また、費用を抑えつつ、デザインやカラーにこだわりたい、個性的な外観にしたいという方にもデザインバリエーションが豊富なサイディングが向いています。

まとめ

外壁タイルとサイディングを取り上げ、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較しました。

選ぶ際は、初期費用の安さだけでなく耐久性の高さやメンテナンスにかかる費用も考慮し、トータルコストで判断しましょう。どれだけ家を安く建てられたとしても、長持ちしなければメンテナンス費用がかさみ、結果的に同じ程度の費用やそれ以上の費用になってしまう可能性もあります。

外壁タイルは初期費用が高いからとあきらめていませんか?もしそうなら、クレバリーホームを一度ご検討ください。クレバリーホームは、耐久性やメンテナンスコスト、見た目の美しさなど、総合的なバランスが取れた外壁材として「外壁タイル」を標準仕様でお客様にご提供しています。タイル貼りの外壁を実現したくても、予算面であきらめてしまうことがないように、当社オリジナルの外壁タイルを開発しました。

他メーカーよりもお値打ち価格でマイホームに高級感をプラスする外壁タイルを採用でき、将来的なメンテナンスコストの引き下げを実現できます。外壁タイルの住まいなら、お子様の教育費のかかる時期に多額の費用をかけて大規模なメンテナンスを行う必要はなくなります。外壁タイルでの家づくりをお考えなら、クレバリーホーム淡路店にぜひご相談ください。

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