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2023/7/11
施工されてから100年!クレバリーホームで受け継がれるスクラッチブリックタイルの歴史をご紹介
こんにちは、クレバリーホーム淡路店です。
住まいの標準仕様としてご提供している、クレバリーホームの外壁タイル。
外壁タイルの中でも、特に歴史が長い「スクラッチブリックタイル」は初めて施工されてから今年で100周年を迎えます。
今回は、このスクラッチブリックタイルの歴史と精製方法をご紹介します。
●スクラッチブリックタイルとは?
「スクラッチブリックタイル」とは、フランク・ロイド・ライトが帝国ホテル建設のために日本に持ち込んだ外壁タイルです。
特徴的なスダレ煉瓦(スクラッチタイル)の意匠を継承したデザインは、日本の近代建築デザインに大きな影響を与えました。
特徴的なスダレ煉瓦(スクラッチタイル)の意匠を継承したデザインは、日本の近代建築デザインに大きな影響を与えました。
●スクラッチブリックタイルの歩み
スクラッチブリックタイルが日本で初めて採用されたのは、1923年(大正12年)。
日本・日比谷に建設された旧帝国ホテル本館の「ライト館」の外壁に採用されました。
日本・日比谷に建設された旧帝国ホテル本館の「ライト館」の外壁に採用されました。
京都の平等院鳳凰堂からインスピレーションを受けた、線対称の水平デザインのエントランスをスクラッチブリックタイルが美しく引き立てます。
同館の落成披露宴が行われた9月1日に関東大震災が発生しましたが、スクラッチブリックタイルはほとんど無傷で済み「震災を耐え抜いたホテル」としても有名に。
格式高いデザインと耐久性を兼ね備えたスクラッチブリックタイルは、その後の日本近代建築の外壁タイルとして多く採用されてきました。
たとえば1928年の神奈川県庁本庁舎、1929年の日比谷公会堂、1931年の旧大阪市立博物館の外壁には、スクラッチブリックタイルが使われています。
同館の落成披露宴が行われた9月1日に関東大震災が発生しましたが、スクラッチブリックタイルはほとんど無傷で済み「震災を耐え抜いたホテル」としても有名に。
格式高いデザインと耐久性を兼ね備えたスクラッチブリックタイルは、その後の日本近代建築の外壁タイルとして多く採用されてきました。
たとえば1928年の神奈川県庁本庁舎、1929年の日比谷公会堂、1931年の旧大阪市立博物館の外壁には、スクラッチブリックタイルが使われています。
●スクラッチブリックタイルができるまで
スクラッチブリックタイルは土や石などの自然素材を主にした原料を焼成し、成型して作られます。
皿や茶器などの日本の陶磁器と同じ原料を使っているからこそ、日本の住まいにもなじみやすい温かみのある風合いが特徴。
焼成課程では温度や酸素の供給方法によって風合いや形の変わり、タイルに個性が生まれます。
成型時、「スクラッチ治具」を使用して美しい櫛目模様を創出すれば、スクラッチブリックタイルが完成します。
クレバリーホームは、歴史と伝統を持つ伝説の意匠の外壁タイルを、現代の技術によって再現。
縦のスクラッチラインとアースカラーが織りなす、住まいに溶け込む全4色をラインナップしています。
スクラッチブリックタイルの価値を継承し、このタイルを外壁に採用した家づくりを行っています。
格式と耐久性の高さを両立させた、外壁タイルのある住まいづくりをしてみませんか。