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2021/9/28

【Q&A】夫婦共働きですが、住宅ローンはペアローンにしたほうがいい?

こんにちは、クレバリーホーム淡路店です。

夫婦共働きのご家庭が当たり前になり、ペアローンを検討される方も増えています。
住宅ローンを組むときに、「ペアローンにしたほうがいいか」というご相談を多く受けるようになりました。

ペアローンにはメリットのほかにもデメリットがありますので、ご夫婦の状況や住宅ローンの融資額に応じたローンを組むことが大切です。
今回はペアローンの概要、メリットとデメリットについて解説します。

●ペアローンとはどんなローン?
ペアローンとは、ひとつの物件に対して複数の人がローンを契約して、お互いが連帯保証人になる住宅ローンです。
夫と妻で組むほか、親子で組むこともできます。

●ペアローンのメリット
ペアローンには、以下のメリットがあります。
・借入額を増やせる
・住宅ローン控除を夫婦で受けられる

住宅ローンで借入れられる金額は、ローンを組む人の収入額に応じて決まります。
ペアローンにすることで、夫婦ふたり分の年収額でローンの借入額を決められるのがメリット。
ひとりでローンを組むよりも、多くの金額の借入ができます。

また、夫婦でペアローンを組むことで夫婦それぞれ住宅ローン控除が受けられることもメリットです。
控除額が多くなることで、ひとりでローンを組むよりも節税効果が期待できます。

●覚えておきたいペアローンのデメリット
ペアローンには、メリットだけでなく以下のデメリットもあります。
・諸経費が2倍になる
・片方が仕事を辞めたときに返済が苦しくなる

住宅ローンの借入には、手数料をはじめとした諸経費がかかります。
ペアローンを組んだ場合、諸経費もそれぞれで発生します。
ひとりで住宅ローンを組むよりも2倍の経費がかかる点に注意が必要です。

ペアローンは、それぞれで返済できることを前提に組みます。
病気などで休業を余儀なくされた、妻が妊娠や出産で休業や退職したなど、片方の収入が減ったり、なくなったりした場合、月々の返済が厳しくなる可能性があることがデメリットです。

目先の借入額や住宅ローン控除を考えるよりも、10年以上先を見据えて安定的に返済していけるかが、住宅ローンの借入では重要です。
将来の計画も視野に入れつつ、ペアローンの利用を検討しましょう。

住宅ローンや資金計画に関することもクレバリーホーム淡路店までお気軽にご相談ください。

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